なぜ、精液をめぐる数多くの迷信があるのか?

古来、精液は謎めいた液体とされ、呪具として用いられてきた。たとえば、「自分の精液を食べ物に混ぜて、好きな女性に食べさせると、恋が成就する」「自分の精液を1000人の女性に 飲ませると、絶倫の精力を得られる」という具合だ。

このように、精子が性愛をめぐる迷信と結びついたルーツは、ギリシャ神話にあるとみられる。たとえば、ギリシャ神話には、 次のような話がある。

天の神ウラノスの妻ガイアは、いさかいから夫を憎悪し、息子クロノスを呼ぶと、夫のペニスを斧で切り落とすように命令した。クロノスは、命じられたとおりにウラノスのペニスを切り落とし、海に捨てる。すると、精液が海に流れでて、愛・美・性をつかさどる女神ヴィーナスが誕生したという。

ギリシャ神話は、各国の文化.文芸に影響を与えてきたので、その影響によって精液をめぐる多数の迷信が生まれることになったようだ。

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