ヒトには、本当に発情期はない?

我々の祖先であるサルには、おおむね発情期があるが、ヒトは一年三百六十五日発情し、セックスができる。そこで、多くの人類学者たちは、「ヒトは発惝期を喪失したサルである」と人間を定義してきたが、最近になって、じつはそうではないことが判明した。女性には、いまでも発情期が存在するというのだ。

女性には、約二八日のサィクルで排卵日がやってくる。このとき、卵集では卵胞ホルモンがたくさん作られるが、最近の研究で、このホルモンには、人間の性欲中枢を刺激する働きがあることがわかった。

「女性には発情期がある」という説には、もうひとつ根拠がある。人間以外の動物は、発情期の間だけ異性の性器が発する特別の匂い(フェロモン)を嗅ぎ分け、その匂いの刺激によって発情する。以前の学説では、人間はその能力を失ったとされていたが、最近の実験で、排卵日の女性だけは、ほんの微かな男性の体臭を嗅ぎ分けられることがわかっている。

コメントを残す